全部でいくら?ピーチ航空(peach)で羽田~台北チケット購入

旅行

羽田空港からLCC(格安航空)でアジア方面へ行ける時代!
羽田〜台北チケットを購入したので総額、注意点をまとめてみました。

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都心から近い羽田空港から海外へ出発、飛行時間も短いアジア方面ならLCCで全然OK!と思っています。

これまで行った海外旅行はほとんどが成田空港からの出発でした。
今回は初めてのLCCを利用して羽田発の台湾旅行へ行きたいと思います。

羽田〜台北路線の就航を開始したばかりの「ピーチ・アビエーション」でチケットを購入しましたので、実際の費用をまとめてみました。

まずは羽田空港に就航している国際線LCC、ピーチ航空の特徴を見てみましょう。

羽田空港に就航している国際線LCCは?

  • 「エアアジアX」マレーシア            東京(羽田)~クアラルンプール
  • 「香港エクスプレス航空」香港        東京(羽田)~香港
  • 春秋航空」中国                           東京(羽田)~上海(浦東)
  • ピーチ・アビエーション」日本  東京(羽田)~台北(桃園)
以上の4路線となります。(※2015年9月現在)

日本の航空会社で羽田国際線発着のLCCはピーチアビエーションが初めてという事ですね。
2015年8月8日に東京(羽田)~台北(桃園)の就航を開始したばかりです。

LCCのリスクとしては、遅延や欠航率が高いなどありますが、日本の航空会社であるピーチはそのあたり他社より安定していますし、搭乗率も高く人気のLCCである事。サイトも見やすくすぐに料金検索できた事も今回選んだ理由です。

 

ピーチ航空 羽田〜台北 運行スケジュールは?

ピーチ航空の羽田〜台北便の運行タイムスケジュールは、現在のところ下記の1日1本のみとなっています。

東京(羽田)   05:55 → 08:30 台北(桃園)
台北(桃園) 00:30 → 04:45 東京(羽田)

火曜日以外毎日運行

羽田を早朝出発して朝8:30には桃園空港に到着。市内までバスで約1時間なので午前中には台北中心街へ到着できますね。
帰りは夜ご飯の時間まで台北を満喫し空港へ移動。寝ている間に羽田空港に早朝着。そのまま仕事へ出勤できる時間となっています。まさに週末弾丸アジア旅行が可能な便となってます!

 

早朝なのに羽田空港への移動は大丈夫?

羽田出発

ここで問題なのが、早朝の羽田空港までの移動手段です。
ピーチ航空では「出発時刻60分前までに予約、座席指定、受託手荷物、購入をお済ませください。」とあります。
逆算しても90分前まで、朝4:30頃には羽田空港に到着していたいところですね。

でもここは心配しなくても大丈夫。以前のように前日から空港のホテルへ泊まる必要もありません。
早朝発着便に合わせるように、深夜1:30〜2:30着、早朝3:30〜4:30着のリムジンバスが都内や横浜市内から運行しているのです。

その名は「羽田空港深夜早朝アクセスバス」です。

発着場所はこちら↓(画像クリックで拡大)
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時刻表・運賃はこちら↓(画像クリックで拡大)
2015HANEDAaccess_A4プレス用out

 

 

※運行期間は2015年4月1日〜2016年3月31日までとなっています。
最新情報はこちらのホームページより確認してください。

 

運行スケジュールも確認できたので、いよいよ台湾旅行への出発日、帰国日のプランを立てました。
そして実際にチケット購入となりますが、いくつかピーチ航空のサービス、料金体制のポイントをまとめてみます。

 

チケット購入前に確認!ピーチ航空のポイントまとめ

支払にかかる費用は? 燃油サーチャージは無料!?

国際線でも燃油サーチャージは無料です。素晴らしいですね!
チケット代 + 空港使用料 + 追加サービス代 + 決済手数料 = 支払総額となります。

プランは2種類!料金・サービスも異なる

運賃プランは2種類あります。
「ハッピーピーチ」と「ハッピーピーチプラス」です。

「ハッピーピーチ」はとにかく安くという価格重視のチケット。付帯サービスなしのベーシックプランです。自分で有料オプションを選べます。

「ハッピーピーチプラス」は手荷物サービス、座席指定、予約変更受付可などフレキシブルな対応が最初から含まれています。

両者の価格差は大体4,000円~7,000円前後になります。
(出発日により異なります)

WEB予約・電話予約・空港予約の3つに対応

WEB予約は申し込み手数料無料ですが、電話予約の場合は2,160円、空港で直接予約の場合は3,240円の手数料が発生します。(国際線の料金です。国内線とは異なります)

支払い方法はクレジットカード決済が主体

支払い方法は、WEB予約の場合で、クレジットカード決済、Yahooウォレット、銀行振込、コンビニ決済、ピーチポイントより選択可能です。

しかし空港カウンターではクレジットカードかピーチポイントしか使えません。現金は使えませんので現地での急な対応に備えてクレジットカードの用意は忘れずに。

注意!予約キャンセルの場合は払い戻しなし

2種類の運賃が用意されていますが、安い方の「ハッピーピーチ」プランは予約キャンセルの場合は払い戻しがありません。

「ハッピーピーチプラス」の場合は、取消手数料(1,050円)を差し引いた差額を「ピーチポイント」での付与となります。現金としては返ってこないので注意しましょう。

仕事で出張等の場合は、急な変更に備えてハッピーピーチプラスの方が良いでしょう。

座席指定・機内サービスは全て有料

チケット代金には搭乗中の食事・飲み物は含まれていません。
食事や飲み物をを頼む場合は、別途料金が発生致します。
チェックイン後の機内への持ち込みは可能ですので、空港内の売店で買うこともできます。台北まで約3時間半。飲み物ぐらいはあった方が良いですね。

また、座席は自動で決まります。
(2名予約の場合でも隣同士の席になる保障はありません)

座席指定する場合は全て有料サービスとなります。

手荷物の持ち込みは2個まで 重量制限に注意!

安い方の「ハッピーピーチ」プランは手荷物を預ける場合は有料となります。
このプランで機内へ持ち込みできるのは手荷物2個までとなります。

スーツケースなどの荷物1個
大きさ:3辺の合計が115cm以内(各辺が55cm×40cm×25cm以内)

身の回り品1個
「身の回り品」とはカメラバッグや、ハンドバッグ、傘、お土産用の紙袋でも1つと換算されます。

重さは10kgまで
荷物1個 + 手荷物1個の合計重量=10kgまでとなります。
10kgオーバーの場合は追加料金を払わなければなりません。

トランクケースの場合は、ケース事態の重量が2~3kgあると思います。中に入れる荷物は5~6kg程度に抑えておくの必要がありますね。特に帰りはお土産で荷物が増えているので、預けるつもりが無い場合は注意してください。

自宅で手荷物の重量をチェックしよう!
私も使っていますが「ラゲッジチェッカー」大変便利です。

手荷物を預ける場合の料金はいくら?

●予約時に受託手荷物を申請をする場合は1つにつき2,600円、
●空港カウンターで受託手荷物を申請をする場合は1つにつき3,680円、
となっています。
これはピーチ航空規定の「国際線Zone4」価格です。(Zone別で料金は異なります)
お土産で手荷物が増えそうな人は事前に申請しておきましょう。

「ハッピーピーチプラス」の場合は手荷物2個+無料で1個まで預けることができます。
最初から荷物を預ける、座席は指定したい、という場合は「ハッピーピーチプラス」の方が良いですね。

支払の決済手数料が意外とかかる

支払の際にかかる手数料は、支払方法により異なります。
1路線1名につきの料金となりますので、2名往復の場合は決済手数料×4となります。

一番安いのは、PCからのクレジット決済で330円。
例えば、2名往復だと330円×4=1,320円となります。

一番高いのは、モバイルからのコンビニ決済で550円。
例えば、2名往復だと550円×4=2,200円となります。

家族4名だと結構な金額になりますよね。このあたりも考慮して決済方法を選びましょう。

 

以上のポイントを踏まえ、
安い料金でもある「ハッピーピーチ」プランで申し込んでみました。
「PCからの予約」、「クレジットカード決済」、「手荷物申請無し」で購入です。

 

羽田~台北 往復料金の結果

ピーチ航空 羽田~台北 ハッピーピーチプラン 1名分 往復運賃

 往路:羽田〜台北復路:台北〜羽田  
チケット代金10,280円12,980円
空港使用料2,570円2,040円
羽田空港国際線旅客保安サービス料100円
座席指定料金400円400円
クレジット決済手数料330円330円
合計13,680円15,750

結果 往復で29,430円でした。

チケット代金については、出発の曜日と残席数によって日々変動しています。
おおよそですが、安い時期で7,680円~、最も高い時期で2,0380円程度です。
(キャンペーンは除く)
やはり平日は比較的安く、週末につれて高くなる傾向です。

今回は週末の3連休を利用した為、出発は金曜日、帰国は祝日の月曜日です。
WEBから申し込んだのは出発の約1ヶ月前。

当然最安値ではありませんでしたが、まずまず納得の価格といったところです。後日調べたところ、残席が少なくなった為か往復とも値上がりしていました。

唯一付けたオプションは座席指定(スタンダード)。どうしても出入り口に近く窓際の席がよかったので、プラス800円なら安心でいいかなと思いました。荷物は極端に少ないスタイルなので預け荷物の申請はしていません。

他社航空券の参考価格(申込日と同じ日程の場合)
●エバー航空 52,210円~
●チャイナエアライン 52,210円~
●日本航空 58,780円~
●全日空 68,080円~
(諸費用・燃油サーチャージ込)

日程によってかなり変動しますのが、目安で他社より5割~6割程度の価格で購入できた事になります。

仮に平日出発で最安値のチケット代金、オプションも全て無しの場合は、
往復 20,730円も十分可能です。

 

まとめ

●日本の航空会社という安心感、サイトは見やすく料金検索も容易。
●とにかく安く行きたい、早朝出発、早朝帰国の週末弾丸旅行に最適。
●搭乗日変更なし、手荷物も少ない場合は「ハッピーピーチ」
●搭乗日変更あり、手荷物も預ける場合は「ハッピーピーチプラス」
●最安で買うならPC環境、クレジットカードは必須。

いかがでしたでしょうか。

羽田空港から行けるだけでも都心部に住む人にとってはメリットが大きいと思います。
さらに往復2万円台で台湾自由旅行ヘの切符が手に入ります。

航空券を安くする分、現地ではちょっとリッチなホテルに泊まったりと海外旅行のプランニングがより楽しくなりますね。
羽田〜桃園 Peach航空搭乗のレポートはこちら↓

Peach航空搭乗レポ(羽田~桃園~台北市内へバス)
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