仕事に使う名刺入れを新調しました。
最高級の革を使用した土屋鞄のコードバン名刺入れです。
コードバンってどんな革?
コードバンは、“革のダイアモンド”などと称される高級革。農耕馬の臀部(尻)から採れる原皮をタンニン100%で1ヶ月かけて鞣した後、その革を表裏から削りこんで極めて緻密な層のみを残し、その裏面(肉側の面)を磨き上げて表面に仕上げたものだ。革質はしなやかで、かつ、肌目がとても細かいため、たいへん美しく高級感溢れる革になる。
「CORDOVAN」シリーズに採用された「水染めコードバン」は、表面を顔料で覆うのではなく、長い時間と多くの労力をかけて染め上げワックス仕上げを施したもので、通常のコードバンにはない自然な表情と素材感が楽しめる。使い始めは静かで落ち着いた印象の光沢が特徴だが、使い込むほどさらに艶を増し、宝石のように透明感に溢れた美しい光沢を纏う。染め革ならではの深い風合の熟成は、革好きの垂涎の的だ。
中側のデザインは各ブランンドによって様々。
土屋鞄の名刺入れは、左側は名刺がすぐに取り出せるように切り込みタイプのポケット。
ここからサッと出す瞬間。優越感さえ感じてしまいます。
右側のメインポケットは2段に分かれており、30枚程度なら余裕で入る収納力です。
コバの処理も大変美しいです。
コバとは、革製品の端っこ、切れ端の部分に当たるところ。革職人の技術・こだわりが見えて来るところと言われています。
コードバンの質感、テカテカせずしっとりとした艶、絶妙な光沢感にうっとり。
完全なる自己満足(笑)ですが、そこまで所有感を満たしてくれる一品はなかなか無いかと思います。
革の良し悪しだけでなく、使い易さ、シンプルなデザインも秀逸。
ロゴマークは中側にさりげなく。
よくデカデカと表側にアピールされているメーカーのもありますけど、土屋鞄は落ち着いた場所に施されています。
相手にはほとんど見られることは無いでしょう。自分だけが見える。それが良いんです。
長年使えば色の変化ももちろん楽しめます。
手入れは植物性の油で拭き取るように磨くだけだと店員の方に教わりました。水は弱点なので濡らさ無いように気を付けます。
素敵なケースに入っていました。
いつも持ち歩く仕事用のアイテム。
自分には珍しいくらい良いもの(お値段もそれなりなので)を手に入れました。
ひとつだけで良い、こういう持ち物があると気持ちや姿勢が良い方向に変わってくるものです。
そんな一品でした。ずっと大事に、革の変化も楽しみながら使っていけると思います。
コードバン名刺入れはこちらでも探せます!
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