TREK(トレック) 7.4FXと7.2FXの違いを比較2016

生活道具

クロスバイクを買おうと決めてから早1年。
TREKがいいなぁ〜と思い始め2016年モデル定番の7.2FXと7.4FXのどちらかに絞り、最終的に7.4FXを購入しました。

7.4FX2016430
両車の価格差は2万3000円。当然高い7.4FXの方が優れているんだろうけど、ハッキリとした違いを再確認する為、カタログで調べたり店員に聞いた話をまとめてみたいと思います。

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カタログスペック値で比較

 7.2FX7.4FX
サイズ15/17.5/20/22.515/17.5/20/22.5
重さ12.0kg10.5kg
フレームアルファシルバーアルミニウムアルファゴールドアルミニウム
フロントフォークハイテンシルスチールBontrager Nebulaカーボン
タイヤBontrager H2 Hard-Case Lite/700×35CBontrager AW1 Hard-Case Lite/700×32C
ホイールFormula alloy hubs, Bontrager AT-750 alloy rimsFormula alloy front hub, Shimano FH-TX800 rear hub, Bontrager Tubeless Ready rims
ハンドルエルゴタイプIsoZoneハンドルバー&グリップ
サドルBontrager SSRBontrager H1
ギア3×8 24段変速3×9 27段変速
コンポーネントSHIMANO ALTUS MixSHIMANO DEORE/ACER Mix
リヤエンド135mm135mm
ケーブル類フレーム外装フレーム内臓
価格(税込)65.000円88.000円

車体重量の差

7.2FXが12.0kg、7.4FXが10.5kgとその差は約1.5kg。(フレームサイズにより差はありますが)
自転車の世界ではこの差はかなり大きいです。

特に漕ぎ出しの軽さは7.4FXの方が上です。
剛性を失わず軽量化を実現したフレーム素材。同じアルミニウムでも、7.2FXはシルバー、7.4FXはゴールド。

7.4FX2016430-2

この差は何が違うのかはハッキリわかりませんが、ゴールドの方が軽量のようです。フレームは各パーツと違い、後から変えられませんからね。
長く乗るつもりなら軽量で剛性を損なわないフレームの方が当然良いでしょう。

カーボンフォーク採用

7.4FX空気圧pana-10

重さが関係しているもう1点は、7.4FXにはカーボンフォークが採用されています。
カーボンファイバーフォークは軽量なのはもちろん、路面振動をしなやかに受け止め長時間の走行でも手や腕などへの負担を軽減してくれます。これだけでも7.4FXにする価値があると思います。

正直、この違いって、乗るとすぐに分かるんですか?とTrek専門店の店員へ質問したところ、「7.2FXをしばらく乗ったあと、7.4FXに乗るとその差はすぐにわかりますよ!全然違いますから」と即答でした。

グリップが違う!

trek7.4FX各部

7.4FXに採用されているIsoZoneハンドルバー&グリップ。これはど素人でも違いがわかります。
この白い部分を触るとプニプニと柔らかいクッション素材(エラストマー)が内臓されており、高い衝撃吸収性があります。ロングライドや段差でも疲れを軽減さえてくれます。
そしてなによりこの握りやすさ!7.2FXのグリップと店頭で比べましたが、7.4FXのIsoZoneハンドルバー&グリップの圧勝でした。

ケーブル内臓型

trek7.4FX各部-2

7.2FXはケーブル類がフレーム外装タイプでむき出しです。
7.4FXは変速ケーブルやブレーキケーブル類がフレーム内臓型となっています。
一番の違いは、まず見た目のスッキリさです!7.4FXは美しくワンランク上のクラスに見えます。(実際そうなんですが)

あとはフレーム内臓型だと雨風環境にさらされない為、ケーブル類が錆びづらい、傷みにくいなど。
あとフレームの掃除もしやすい。さらに細かい話だと、フレームにバックを取り付ける際にケーブルが邪魔になる場合もあるようですが、そこも気にしなくて良いという話も聞きました。

コンポーネントの違い

7.2FXはSHIMANO ALTUS(アルタス)Mix、3×8 24段変速。
7.4FXはSHIMANO DEORE/ACER (アセラ)Mix、3×9 27段変速。

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アセラの方が1段上のグレードになります。7万円前後クラスに採用されているようです。
アルタスと何が違うの?というの細部については正直わかりませんので、私はあまり気にしていません。
ギア比構成は、7.4FXの「3×9 27段変速」の方がワイドレンジの為、有利だと思います。

タイヤの太さが違う

一般的なクロスバイクで28Cのタイヤが主流だと思います。

7.2FXは700×35Cとかなり太めです。
安定した走りができますが、漕ぎ出しは重いかもしれません。

7.4FXは700×32Cも決して細いタイヤではありませんが、
最初の1台目に購入となれば、パンクもしにくいこの太さは安心感を与えてくれます。
なお、慣れてきたら28Cへ変更することもできます。

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ホイールも7.4FXの方が内部構造が2段になっており、衝撃吸収に優れパンクしにくい構造となっています。

主な共通部分は?

各部において1ランク違う装備となっている両者。
共通部分ももちろんあります。

・Duotrap Sに対応
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ANT+ 2.4GHzとBluetooth® Smart ワイヤレステクノロジー搭載のデジタル速度・ケイデンス センサーです。フレーム側もDuotrapが収まるよう設計されており、見た目もカッコ良い!

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iphoneなどでアプリをダウンロードすればサイコンとして使えます。ボントレガーから専用のサイコンTrip 300も発売されています。
12527_A_1_Trip_300_computer

 

・blenderステム対応
ブレンダーとは、サイクルコンピュータ、ライト、スマートフォンなどのアクセサリーをシームレス(一体的)にステムに装着できるシステムです。

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BT14_Blendr_Ion9450-300x187 BT14_Blendr_trip5450X300-300x200 BT14_Blendr_phone10450-300x187

ボントレガー製品なら、ワンタッチで装着可能となります。
盗難防止の為、脱着を頻繁に行う為、かなり便利な機能です。私はまずヘッドライトを購入しましたが、デザインの相性も良く気に入っています。

 

まとめ

7.2FXはコストダウンを図り、ビギナーでも手の届きやすい価格!

週末しか乗らない、長距離は乗らないなら7.2FXで十分!

7.4FXは随所にグレードの高いパーツが使われている。特にフレームとカーボンフォーク!

毎日の通勤に、週末も積極的に走りたい!そんな要望には7.4FX!

両車は価格差が2万3000ですが、その差以上に価値があると思っています。
7.4FXで週末に50k程度走っても全然余裕です。乗り心地は最高です!

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